襲撃事件や南シナ海問題が影響、フィリピンを訪れる中国人が激減―中国紙

Record China    2014年10月24日(金) 8時24分

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23日、フィリピンでは在住華人への襲撃事件が相次ぎ、中国からの観光客が減少している。

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2014年10月23日、環球時報によると、フィリピンでは在住華人への襲撃事件が相次ぎ、中国からの観光客が減少している。中国政府は9月、フィリピンへの渡航注意を勧告しており、航空機の便数は減り、観光業が打撃を受けている。

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BBCによると、中国政府の注意勧告を受け、フィリピンへの旅行者数は8月の1万8479人から9月は7000人足らずに急減した。海洋リゾートとして人気のフィリピン中部・ボラカイ島は特に中国人観光客が減り、観光関連ビジネスが大打撃を受けている。地元観光協会によると、普段は外国人らでにぎわうバーやクラブは閑古鳥で「中国人客はゼロに等しい」状態だ。

中国からフィリピンへの航空便も取り消しが相次ぎ、9〜12月は149便が運行中止に。約2万4000人分の経済的損失が発生する見通しだ。BBCは南シナ海の領有権問題をめぐる中国との対立がフィリピンの観光産業に大打撃となっていると伝えた。(翻訳・編集/AA)

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