「トイレの紙がない」「話し相手になって」…、韓国で「119」に“ニセ通報”多発―韓国メディア

Record China    2014年10月25日(土) 10時55分

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23日、韓国・聯合ニュースによると、韓国では火災や緊急の救助・治療を求める「119番」に多数のニセ通報が寄せられる。その驚くべき中身とは。写真は韓国ソウルの警察。

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2014年10月23日、韓国・聯合ニュースによると、韓国では2013年、火災や緊急の救助・治療を求める電話番号「119」に年間247万件、平均12.8秒に1回もの通報があったが、そのうちまったく関係のない“ニセ通報”が183件あった。国際在線が伝えた。

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韓国の首都ソウルの消防本部が「2013年でもっともひどい通報」として挙げたのは、「私の子どもが大変だ!」との通報で救急車が駆けつけたところ、具合が悪かったのは犬だったという事案だ。

これ以外にも「家の中に虫がいるので、捕まえて」、「ビルのトイレにいる。用を足し終えてから紙がないのに気付いた。持ってきてほしい」、「自転車の鍵をなくした。家まで送ってほしい」といった通報も。さらには、「さびしい。話し相手になってほしい」、「タクシーに乗るお金がない。救急車で家まで送ってくれないか」、「商品を高く買わされて腹が立つ」、「いま何時?」などを訴えてくることもあったという

こうした“ニセ通報”は2012年以降、減少傾向にはあるものの、本当に緊急性を要する電話がつながらなかったり、救急隊員の到着が遅れたりする可能性もあることから、ソウル市消防本部の責任者は「くれぐれも関係のない電話はしないでほしい」と呼びかけている。(翻訳・編集/岡田)

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