中国で解禁されない「罪の手ざわり」ジャ・ジャンクー監督、サンパウロ映画祭が終身栄誉賞―中国

Record China    2014年10月28日(火) 16時10分

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27日、中国映画界の鬼才ジャ・ジャンクー監督にこのほど、第38回サンパウロ国際映画祭から終身栄誉賞(Leon cakoff prize)が贈られた。写真はジャ・ジャンクー監督。

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2014年10月27日、中国映画界の鬼才ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督にこのほど、第38回サンパウロ国際映画祭から終身栄誉賞(Leon cakoff prize)が贈られた。捜狐が伝えた。

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南米最大級の映画祭、第38回サンパウロ国際映画祭は今月25日(現地時間)に閉幕を迎えた。この映画祭では、中国のジャ・ジャンクー監督に終身栄誉賞(Leon cakoff prize)を授与。授賞式では「セントラル・ステーション」などで知られるブラジルのヴァルテル・サレス監督がプレゼンターとして登場し、「多くの映画はラストを迎えればそれで終わるが、偉大な作品はそこから始まる。ジャ監督の映画は、まさにそんな作品だ」と賛辞を贈っている。

ジャ監督は、2000年の「プラットホーム」で第57回ベネチア国際映画祭のNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。「長江哀歌(エレジー)」は、第63回ベネチア国際映画祭でグランプリの金獅子賞を受賞。最新作「罪の手ざわり」では昨年、第66回カンヌ国際映画祭で脚本賞に輝き、ニューヨーク・タイムズ紙の「今年の10本」に選ばれたが、中国国内ではいまだに解禁されない問題作となっている。(翻訳・編集/Mathilda)

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