Record China 2014年10月29日(水) 22時55分
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27日、環球時報は記事「アワビが1個10元!中国本土の反汚職キャンペーンで台湾夜市に思わぬ御利益」を掲載した。アワビ、ワニ、フカヒレなど高級食材の価格が下落しているという。写真は台湾の夜市。
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2014年10月27日、環球時報は記事「アワビが1個10元!中国本土の反汚職キャンペーンで台湾夜市に思わぬ御利益」を掲載した。
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台湾といえば、屋台街などの夜市が有名。台湾誌「天下」によると、中国本土の反汚職キャンペーンで夜市に思わぬ御利益があったという。アワビやワニなどの高級食材が中国本土で売れなくなったため、値段が急落しているのだ。焼きワニがたった1皿200台湾ドル(約710円)、焼きアワビが3個で150台湾ドル(約530円)という激安価格となっている。
台湾企業は福建省、安徽省、海南省など各地にワニ養殖場を要しているが、反汚職キャンペーンで出荷価格は600グラムあたり700台湾ドル(約2490円)から400台湾ドル(約1420円)にまで急落したという。ワニやアワビ以外ではフカヒレ価格も急落。ある台湾の漁民は「価格は6割も下がった」と嘆いている。
台湾海洋大学水産養殖学部の郭金泉教授は、養殖業者に対し、中国本土に依存しすぎないこと、養殖品目を多様化することが重要だと呼び掛けた。中国本土の需要を見越して生産を拡大しても、政策によって一夜に状況が変化し損失を出す可能性があると警告している。(翻訳・編集/KT)
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