ドラマ版「紅いコーリャン」で破格の製作費、主演ジョウ・シュンには5億円超―中国

Record China    2014年11月1日(土) 16時17分

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30日、テレビドラマ版「紅いコーリャン」について、主演女優のジョウ・シュンの出演料は3000万元(約5億4000万円)と驚きの価格が報じられている。

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2014年10月30日、テレビドラマ版「紅いコーリャン」について、主演女優のジョウ・シュン(周迅)の出演料は3000万元(約5億4000万円)と驚きの価格が報じられている。中国新聞社が伝えた。

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中国のノーベル文学賞作家・莫言(モーイエン)氏が受賞後初めて、かつ唯一の映像化を認めたのが、中国で放送中のドラマ「紅いコーリャン」。チャン・イーモウ(張芸謀)監督の映画で知られる同作は、第38回ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞。さらに、米映画「クラウドアトラス」などで知られる人気女優ジョウ・シュンが、12年ぶりに出演するドラマとなり、話題性にあふれている。

中国テレビドラマ制作産業協会の副会長がこのほど、「紅いコーリャン」の制作関連費を明らかにした。莫言氏に支払われた著作権料は1000万元(約1億8000万円)、ジョウ・シュンの出演料は3000万元となっている。また同作は、「宮廷の諍(いさか)い女」などで知られるヒットメーカーの鄭暁龍(チョン・シャオロン)監督が起用されているため、こちらにも1000万元以上が支払われている。

ドラマ版は全50話と長いため、小説や映画に出てこない人物も登場し、「違和感」を訴える視聴者も多い。柔らかい印象のジョウ・シュンには、北方生まれの女性であるヒロインのたくましい印象に欠けること、映画とは全く違う「ラブロマンス化」に「期待外れ」の声も聞かれている。(翻訳・編集/Mathilda

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