村上春樹の発言に中国ネットが反応=「日本は簡単には変わらない」「彼は孤独な存在」

Record China    2014年11月4日(火) 11時58分

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4日、日本メディアのインタビューで、第2次世界大戦の日本に関して村上春樹氏が発言したことに中国のネットユーザーが反応を示した。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2014年11月4日、日本メディアのインタビューで、第2次世界大戦の日本に関して村上春樹氏が発言したことに中国のネットユーザーが反応を示した。

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村上氏は、第2次世界大戦で日本は国民をだまし、中国や韓国、北朝鮮の怒りを買ったと話し、戦争や原発問題について日本が「自己責任の回避」と指摘した。これに関して中国ネットから多くのコメントが寄せられている。

「日本では村上氏を嫌う人もいるというが、良知を持っていることが一部の人間に嫌われている理由なのだろう」

「作家には良知が必要だ」

「日本は日中国交正常化以前から何度も中国に謝罪している。日本は侵略を認めており、教科書でも戦争の事実を伝えている。歴史は一方の言い分のみをうのみにするべきではない」

「日本人は敗戦を反省しているが、戦争自体は反省していない」

「日本の庶民と何度か交流したことがあるが、彼らの多くは第2次世界大戦の過ちを認識している。一方で日本政府は戦争での過ちについて反応を見せていない。このままではいずれ日本人は第2次世界大戦で日本が何をしたのか知ることはなくなる」

「村上氏のように、歴史を冷静に捉え反省できる人間は何人いるだろうか」

「村上氏の境地にたどり着ける人間は少ない。彼は非常に孤独な存在だ」

「日本政府に責任感が足りないのは今に始まったことではない。学者の分析によると、日本の考え方を変えるのは一朝一夕でできることはない」

中国のネットでは日本政府への批判も見られたが、多くは村上氏の発言が良知あるものだと称えるコメントだった。(翻訳・編集/内山

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