<フィギュア>羽生と激突の閻涵、コーチが当時の状態を語る=「物が二重に見えていた」―中国メディア

Record China    2014年11月10日(月) 11時23分

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9日、東方網によると、8日に中国上海で行われたフィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦の男子フリーの直前練習で、日本の羽生結弦と中国の閻涵が激突したアクシデントについて閻涵のコーチが語った。写真は閻涵。

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2014年11月9日、東方網によると、8日に中国上海で行われたフィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦の男子フリーの直前練習で、日本の羽生結弦と中国の閻涵(イエン・ハン)が激突したアクシデントについて閻涵のコーチが語った。

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一瞬の出来事だった。ソチ五輪チャンピオンの羽生結弦と中国の閻涵がリンクの中央付近で激突。閻涵は自力でリンクを離れたが、羽生はあごと頭部から出血し、その場に仰向けに倒れた。2人は応急処置を受けた後、ともに試合に出場し、最後まで滑り切った。

閻涵のコーチを務める賈曙光(ジア・シューグアン)氏はインタビューに対し、「閻涵と羽生選手が同時にリンク中央に向かっていった。閻涵が振り返ったときには2人の距離は相当近かった上にスピードも出ていたので、まったく反応できなかった」と当時の様子を紹介。

2人が負傷しながらもフリーの演技に出場したことについて、賈氏は「こんなに大きな衝突はもちろん演技に影響するものだ。(衝突の直後に)控室に戻ったとき、閻涵はすべての物が二重に見えていたので、私たちは彼を棄権させようと考えていた。しかし、彼が治療後に自分で演技できると判断したため、出場させた」と語っている。(翻訳・編集/TK)

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