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漫画「NARUTO」終了で中国メディアが特集企画、ファンは「15年間ありがとう」、厳しい評価も

Record China    2014年11月10日(月) 14時24分

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9日、15年続いた人気漫画「NARUTO-ナルト-」が週刊少年ジャンプ50号で、ついに完結する。単行本の全世界での累計発行部数は2億部を突破するなど、極めて高い人気を誇ってきた同漫画に、ついにピリオドが打たれる。写真は中国のコスプレ大会参加者。

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2014年11月9日、15年続いた人気漫画「NARUTO−ナルト−」が週刊少年ジャンプ50号で、ついに完結する。単行本の全世界での累計発行部数は2億部を突破するなど、極めて高い人気を誇ってきた同漫画に、ついにピリオドが打たれる。

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▼主人公と共に成長

「NARUTO−ナルト−」のような人気漫画は、長期間にわたって連載されるのが普通だ。小学生のころから読んでいる人の子供が小学生に通うようになっても、まだ連載が続いているということもある。アカデミーにおいて超問題児の落ちこぼれで、毎日イタズラ三昧だった主人公のナルトが15年で、責任感と勇気ある青年へと成長していったからだ。15年前、同じようにイタズラ好きだった子供達が、ナルトと共に成長した。

▼終わり悪くとも懐かしい作品

ナルトがこれほど人気になったのは、仲間の友情や師弟や家族の絆が中心として描かれ、熱く、温かみあるストーリーが展開されているからで、読者はその世界に引き込まれた。そのような当初のおもしろさがなくなるにつれ、同漫画の人気も雲行きが怪しくなっていった。ハラハラ感が少なくなり、裏切りや敵の更生などが繰り返され、「俺を倒したからといって終わりだと思うな。俺は、××四大王の中で最も弱いのだから」という、ありがちなストーリーになっていった。そのため、多くのファンの心がナルトから離れて行った。最近は、他界したはずのキャラクターが生き返るというストーリーで、なんとか持たしていたという感じだった。そのため、「完結」するのではという予感を感じていた人も少なくない。アイデアが枯渇したにもかかわらず、なんとか継続させていた典型的な漫画となっていたのだ。

ただ、ナルトは中途半端な終わり方となってしまったが、15年も続いた名作であることも事実で、若者の懐かしい思い出となっている。

▼中国のファン「15年間ありがとう」

完結の情報が伝わると、中国のファンたちからは次々と別れを惜しむ声が寄せられ、新浪微博(ウェイボー)には「さよなら、ナルト!」というトピックが立てられた。ネットユーザーからは「15年の間続いた作品に感謝します。本当に終わってしまうんだ」、「15年経ち、ナルトが完結する。『ついに終わった』という感傷より、『青春が終わった』という喪失感を感じる」、「物語は終わっても、絆はなくならない。全ての素晴らしい作品と情熱は永遠になくならない。NARUTO、長い間ありがとう」といったコメントが寄せられている。(提供/人民網日本語版・翻訳/XM・編集/武藤)

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