「最も懸念すべき事態が起きた」中韓FTA合意で台湾に衝撃―中国メディア

Record China    2014年11月13日(木) 5時43分

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11日、鳳凰網は記事「中韓FTA妥結へ=“最も懸念していた問題が起きた”と台湾政府」を掲載した。写真は10日付人民日報。

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2014年11月11日、鳳凰網は記事「中韓FTA妥結へ=“最も懸念していた問題が起きた”と台湾政府」を掲載した。

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習近平(シー・ジンピン)国家主席、朴槿恵大統領は首脳会談を行い、中韓自由貿易協定(FTA)で合意したことを発表した。農業分野を守りたい韓国、機械工業分野を守りたい韓国の亀裂は大きく交渉は膠着していると報じられてきたが、トップ会談で大きく前進した。

この状況に衝撃を受けたのは台湾だ。台湾紙・中国時報によると、孫立群・行政院報道官は「最も懸念すべき事態だ」と危機感をあらわにした。国民党の陳以信報道官は野党・民進党が協議を妨害し両岸経済協力枠組協定(ECFA)の調印を遅らせていると批判した。

台湾では今春、学生が議会を占拠する「ひまわり学運」が起きた。学生の撤退の条件としてECFAを監視する第三者機関を設立する両岸協議監督条例の立法が約束されたが、議論は進んでいない。またサービス貿易協定の批准も延期されたままだ。産業分野が似ている韓国は台湾にとって中国市場を争うライバル。中韓FTAの合意は台湾に衝撃を与えている。(翻訳・編集/KT)

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