2014年11月12日、中国の金融関連情報サイト・FX168によると、「独身の日」である11日に、中国のネット通販大手アリババ（阿里巴巴）の取引額が571億元（約1兆720億円）に達し、2013年の350億元（約6500億円）を上回った。

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中国では11月11日が「独身の日」で、この日に多くのショッピングサイトがセールを行うため、数多い独身男性がオンラインショッピングを利用する。

アリババに出店している企業は10月15日からPR活動を展開し、イベントの告知を行った。「独身の日」に合わせたイベントに2万7000店が参加したが、激しい価格競争に利益が圧縮されたと嘆く声も聞かれる。

報道によると、今年のイベントは世界規模で行われ、200カ国の消費者の注目を集めた。さらに、アリババは同社の電子決済サービス・アリペイ（支付宝）が同日、ピーク時に毎分285万件の処理を行ったと明らかにしている。（翻訳・編集/内山）