この8年で日本を上回った中国、5つの統計が証明―米メディア

Record China    2014年11月16日(日) 8時9分

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12日、参考消息は記事「5つの統計が証明、中国は日本の優位に立っている」を掲載した。米ブルームバーグは2006年の第一次安倍政権発足当時と比較すると、中国は5つの経済統計で日本の優位に立っていると報じた。写真は北京・故宮の太廟。

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2014年11月12日、中国紙・参考消息(電子版)は記事「5つの統計が証明、中国は日本の優位に立っている」を掲載した。米ブルームバーグは2006年の第一次安倍政権発足当時と比較すると、中国は5つの経済統計で日本の優位に立っていると報じた。

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第一の統計はGDP。2006年は日本が世界2位、中国が4位だったが、2013年時点で中国が9兆4000億ドル(約1090兆円)で2位、日本が4兆5000億ドル(約520兆円)で3位と逆転。ダブルスコアで中国が圧倒している。

第二の統計は国防費。中国の国防費は2006年の2838億元(約5兆3500億円)から2014年には8082億元(約15兆3000億円)と急増している。日本は2014年時点で4兆7800億円。2006年の4兆7900億円からほぼ横ばいとなっている。

第三の統計は貿易依存度。中国の場合、全貨物貿易量にしめる対日依存度は2006年の9.8%から2013年には7.9%に減少した。日本の対中依存度は16.5%から20.6%に増加している。

第四の統計は投資。日本の対中投資は2013年91億ドル(約1兆600億円)を数えた。2006年の62億ドル(約7170億円)から増加しているものの、中国の勢いにはかなわない。中国の対日投資は2013年全年で1億4000万ドル(約162億円)。今年は上半期だけで4億3700万ドル(約505億円)に達した。2006年の1200万ドル(約13億9000万円)から劇的な増加を果たした。

第五の統計は観光客数。日本を訪問した中国人観光客数は2006年は80万人だったが、今年1〜9月で180万人に達した。中国の中産階層の増加と円安を如実に示す数字となった。(翻訳・編集/KT)

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