高倉健、中国メディアはチャン・イーモウ監督が語った秘話伝える=「撮影終了の見送り時に中国人スタッフが涙」

Record China    2014年11月18日(火) 14時25分

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18日、俳優・高倉健氏が今月10日に都内の病院で息を引き取ったことが伝えられた。中国でも根強い人気がある偉大な俳優の訃報は、各メディアも伝えている。写真は高倉氏の訃報に注目する中国のネットユーザー。

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2014年11月18日、俳優・高倉健氏が今月10日に都内の病院で息を引き取ったことが伝えられた。中国でも根強い人気がある偉大な俳優の訃報は、各メディアも伝えている。

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人民日報(電子版)は、高倉氏と中国の映画監督チャン・イーモウ(張芸謀)氏のエピソードを紹介した。

高倉氏は「君よ憤怒の河を渉れ」で中国でも絶大な人気を集め、当時の中国人の憧れの的となった。2005年にはチャン・イーモウ監督の「単騎、千里を走る(高倉健主演の日中合作映画)」で主演を務め、74歳という高齢にもかかわらず、素晴らしい演技にチャン監督は「最も尊敬する俳優。ずっと前から私のアイドル」と絶賛した。

チャン監督は高倉氏の話題になると人が変わったように興奮し、称賛していた。「単騎、千里を走る」当時に受けた取材では、「撮影がクランクアップし高倉氏を見送る際、70〜80人のスタッフが皆涙を流した。こんな場面は今まで見たことがない。一度、ホテルで待ち合わせした際、多くの人が彼の存在に気が付き、20メートル離れたところから彼の背中に向けお辞儀をしていた。彼は気が付かなかったが、私はその場面を目の当たりにした。彼は日本では神のような存在なのだ」と高倉氏とのエピソードを語っている。(翻訳・編集/内山

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