2014年11月20日、中国新聞網は、「韓国へ渡る中国人留学生が増加する一方で、留学生の韓国に対する満足度は非常に低い」と伝えた。

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韓国教育部によると、韓国の大学で学ぶ留学生は8万4801人で、10年前と比較すると5倍に増加している。そのうち、中国人留学生が占める割合は59．3％だ。韓国政府は留学生の受け入れ目標を2004年と2010年にそれぞれ5万人、10万人と定め、奨学金も設けるなど、留学生の誘致に力を注いでいる。

しかし、中国人留学生の韓国に対する満足度は低い。4月に韓国貿易協会国際貿易研究院が562人の中国人留学生を対象に行った日韓留学の比較調査では、「家族や友人に韓国留学を勧めたいですか」との質問に「いいえ」と回答した人は23．3％にのぼった一方、「日本留学を勧めたいですか」との質問に「いいえ」と回答した人はわずかに8．5％だった。

成均館大学中国研究所の李所長は、「現在、韓国には中国人留学生に対して満足な管理ができる余裕がない。留学政策の根本的な見直しが必要だ」と指摘している。（翻訳・編集/北田）