中国で唯一の3元札、数十万円の価値がつく―中国紙

Record China    2014年11月27日(木) 2時21分

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21日、このほど3元(約57円)札の紙幣に1万元(約19万円)以上の価値が付き、多くのコレクターの注目を集めた。

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2014年11月21日、このほど3元(約57円)札の紙幣に1万元(約19万円)以上の価値が付き、多くのコレクターの注目を集めた。この3元札は「蘇三幣」とも呼ばれる、中国で1955年に発行された第二版の人民元で、唯一の3元札だ。新京報が伝えた。

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3元札は黄緑色で、表の両端に繁体字で「三元」と書かれている。上には「中国人民銀行」、下には「1953年」と書かれている。中央の絵柄は石橋の風景だ。

20日、ネット通販サイト・淘宝網で「第二版の3元札」を検索したところ、何件かヒットした。価格はほとんどが1万元以上で、ナンバーの下三桁が同じ紙幣の販売価格は24万3000元(約461万7000円)に上る。また、3元札の買い手の情報もあり、最高で1万5000元(約28万5000円)の値がつけられている。これらの買い手は「紙幣の新旧、保存状態などによって価格が決まる」としている。

この3元札は中国でデザインされ、旧ソ連に印刷を依頼したいわゆる「蘇三幣」。コレクターの袁銀竜(ユエン・インロン)氏は、「現在の市場を見ると、価値の高い蘇三幣の価格は2万元(約38万円)前後で、コレクションの価値がある。現在多くの偽札が確認できることから、注目度が高いことが分かる。今後数年内に4万元(約76万円)以上に価値が上昇する可能性もある」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)

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