Record China 2014年11月27日(木) 12時1分
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26日、個人で日本に旅行した際、老若男女を問わず、日本人の誰もが「手帳」と呼ばれる小型のノートを携帯し、愛用していることに気づいた。随時随所で愛用の手帳を取り出し、内容を確認する、あるいは何か書き留めている。
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2014年11月26日、個人で日本に旅行した際、老若男女を問わず、日本人の誰もが「手帳」と呼ばれる小型のノートを携帯し、愛用していることに気づいた。随時随所で愛用の手帳を取り出し、内容を確認する、あるいは何か書き留めている。日本の友人によると、手帳は、備忘録として役立つだけではなく、脳のストレスをかなり軽減してくれるという。金羊網が伝えた。
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今ではベストセラー手帳となった「ほぼ日手帳」を考案した糸井重里氏が2010年8月、2011年手帳の展示予約販売会を京都で開催した。手帳の種類は計55種類、手帳のカバーは、プラスチック製、ナイロン製、革製、デニム生地製などさまざまだった。このほか、子供や若者向けのアニメキャラ系カバーも数多く揃っており、各消費者のニーズを満足させるための手帳デザイナーの努力が垣間見えた。東日本大震災が発生した2011年3月以降、手帳の販売量が大幅に増加した。被災者が手帳を使って自分の体験を記録することで、少しでも心の苦痛を和らげ、忘れ去ろうとしたことが、その大きな理由だった。
友人によると、ある日本人は3冊の手帳を持ち、1冊は生活用、1冊は仕事用、あと1冊には、自分の思ったことを気の向くままに記録するという。
使い勝手を良くするために、バラエティーに富んださまざまなカバーが販売されている以外に、手帳本体の設計も、市場ニーズに応じるため多様化している。方眼や罫線の紙面は、学生向きだ。薄い紙質のインディアン紙は、大変書きやすく、仕事で使うのに最適。また、今流行している文庫本型手帳は、プラスチック製カバーと、栞(しおり)まで付いている行き届いたデザインだ。180度開くことができ、隅々まで書きやすい。このタイプの手帳は、流行に敏感な人々に人気がある。
つまるところ、日々の生活のストレスを減らし、計画を効率良く立てるための手帳が追及する点はただ一つ、「使用者にとって最大の味方」であることだ。競争が激化する社会において、手帳のメリットを最大限活用し、脳がストレスを受ければただちにそのストレスを手帳に移す。こうすれば、無形だったストレスが有形化し、明るい場所で露わになる。すると脳のストレスはたちまち解放され、また思惑や構想が浮かぶゆとりが脳に生まれ、最大の効果が得られる。手帳は、まるで「一番の親友」のように、自分のことなど顧みず、本人の困難を一緒に受け止め、ともに壁を乗り越えてくれる。
人間の脳細胞は十数億個あるが、そのうち実際に活動しているのは、ほんの一部分に過ぎないと言われている。このため、日常生活で「脳がいっぱいいっぱい」と感じるときは、脳が過剰なストレスを受けている場合が多い。中年や若い人の過労死は、まさしくこれと関係がある。それらのストレスを手帳に移せば、手帳の主人(本人)が執行者となり、もはや脳の奴隷ではない。少なくとも、予定通りに事が運ばない場合でも、それは手元に負債が1件残っているだけで、自分の脳がダメージを受けることはない。
人は誰でも、生活していく上で、感情をコントロールする必要がある。実のところ、あらゆる人に手帳は必要だ。さまざまな悩みを手放し、リラックスして自分の人生を歩んでいくことができれば、人生の目標が具体化し、壮大な夢が、日々の努力を通じて、現実となる日が必ずやって来る。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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