奇想天外トイレの「熱い思い」、米紙が絶賛！トイレ革命始まる？―中国

2007年7月16日、中国各紙は一斉に米紙による中国公衆トイレの進化を称揚する記事を紹介した。

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報道によると、米紙は、中国の公衆トイレの美化が節水技術などハイテク技術の採用と検査員・清掃員の人海戦術との2種類の作戦によるものだと分析、公衆トイレのレベルアップは中国の文明の進歩とまで褒めちぎっているという。同紙はトイレのレベルは芸術、科学技術と並び、一国の文明の水準を表す指標だ断言、世界トイレ機構のコーディネーターであるジャック・シム氏の「公衆トイレはその国の旅行産業、病気の発生率、そして生産性にまで大きく影響するもの。いわば国家の競争力を体現したものだ」とのコメントまで引用したとのこと。

また、同紙はレコードチャイナがたびたび取り上げてきた重慶市の奇想天外トイレについても触れ、4階建ての世界最大のトイレを建設するなど公衆トイレ向上にかける中国人の熱き思いに拍手をおくっているという。

もっとも世界最大のトイレは中国国内でも無駄遣いとの批判を浴びているうえに、北京市内に立てられた五輪対策用の新式公衆トイレもあっという間に汚くなってしまったところが少なくない。自分のものではない、公衆トイレだから汚くしても平気だという利用者の意識を変えなければ、科学技術も人海戦術も役に立たないと言えるのではないか？（翻訳・編集/KT）