2014年11月28日、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺計画を描いた米ハリウッドのコメディー映画に対して、北朝鮮が非難する声明を発表した。米メディアが報じた。

【その他の写真】

米エンターテインメント情報誌「ハリウッド・リポーター」は27日、ハリウッドのコメディー映画「ザ・インタビュー（原題）」を、北朝鮮政府系ウェブサイトが声明を掲載したと報じた。この作品は、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺計画を描いたコメディー映画。金第1書記にインタビューすることになったテレビ番組の司会者とプロデューサーが、CIAから金第1書記を暗殺するよう依頼されるという内容。12月から米国など63カ国での公開が予定されている。

報道によると、北朝鮮政府系ウェブサイトは声明で、同作品が「現実の歪曲とばかげた想像力で構成されたもので、我が国と国民を冒涜する挑発行為だ」として非難し、映画関係者は「厳重な処罰」に値すると述べている。（翻訳・編集/Yasuda）