中国に自らを捧げた日本の軍医に、中国ネット「これこそ誠意ある贖罪」「政府は人民の代表ではない」

Record China    2014年12月2日(火) 21時12分

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1日、中国版ツイッター・微博で、4年前の同日に亡くなった山崎宏さんが紹介された。資料写真。

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2014年12月1日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、4年前の同日に亡くなった山崎宏さんが紹介された。

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楚天都市報の中国版ツイッターのアカウントは、「歴史上の今日、彼は自らを中国にささげた」と題して山崎さんを紹介。それによると、日本の軍医だった山崎さんは1937年に中国に派遣されたものの、日本軍の暴行を見かねて半年後に軍を離脱。「中国人への謝罪」として山東省済南市で70年余りにわたり地域医療に従事した。そして、2010年12月1日、102歳でこの世を去った後、遺体は医学解剖のために提供された。

これを見た中国のネットユーザーからは、以下のようなコメントが寄せられている。

「いい人に国籍は関係ない」

「この人はいい“鬼子”だ」

「いい人は長生きするね」

「文化大革命をどうやってやり過ごしたのか知りたい」

「日本のような邪悪な民族にも、良い人はたくさんいる。喜ばしいじゃないか」

「日本人だって全員が悪い人じゃない。この方と、日本のいい人たちを称えたい」

「これこそ誠意ある贖罪(しょくざい)」

「戦争は程度の違いこそあれ、双方にとって損失となる。歴史を記憶するのは恨みのためではなく、そこから教訓をくみ取るため」

「人々の本質は善良だ。人の命を奪ったり悪を働くのは、みんな政治に洗脳されているから。政府の行為は政治家を代表しているにすぎず、人民を代表しているものではない」(翻訳・編集/北田

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