2014年12月1日、韓国聯合ニュースは、朴槿恵（パク・クネ）大統領の元側近が政府人事に不当に介入しようとしたとの韓国・世界日報の報道に対し、韓国検察が本格的な調査に乗り出したと報じた。人民網が伝えた。

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11月28日、世界日報は朴大統領の元側近で「陰の実力者」と呼ばれるチョン・ユンフェ氏が政府人事に介入したとする大統領府の内部文書を公開。文書にはチョン氏が定期的に朴大統領の秘書官3人らと面会し国政運営や人事に関与したことが記述されていた。大統領府は同日、同紙の社長ら6人を名誉毀損（きそん）で告訴した。

チョン・ユンフェ氏については、産経新聞前ソウル支局長が4月のセウォル号が沈んだ当日に朴大統領と会っていたとの報道を行い、朴大統領とチョン氏の名誉を傷つけたとして起訴されている。（翻訳・編集/YM）