「碁の神様」呉清源さんが死去、演じた俳優チャン・チェンが哀悼メッセージ―台湾

Record China    2014年12月2日(火) 11時57分

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1日、「碁の神様」と呼ばれた呉清源(ご・せいげん)さんの訃報について、映画で呉さんを演じた台湾の俳優チャン・チェンが哀悼メッセージを発表した。写真は映画「呉清源〜極みの棋譜〜」。

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2014年12月1日、「碁の神様」と呼ばれた呉清源(ご・せいげん)さんの訃報について、映画で呉さんを演じた台湾の俳優チャン・チェン(張震)が哀悼メッセージを発表した。聯合報が伝えた。

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「昭和の棋聖」「碁の神様」と呼ばれた呉清源さんが先月30日、老衰のため神奈川県内で死去。享年100歳だった。呉さんは中国・福建省に生まれ、14歳で来日。碁の才能を開花させ、革命的な「新布石」を発表し、「日本最強決定戦」で優勝するなど圧倒的な強さで多くのファンを獲得した。79年には一度戻していた中国籍から、再び日本国籍を取得している。

07年の映画「呉清源〜極みの棋譜〜」で呉さんを演じたのが、映画「レッドクリフ」などで知られる台湾の俳優チャン・チェン。日本で行われたキャンペーンでは、当時93歳だった呉さんも車椅子で姿を見せ、チャン・チェンを驚かせている。

1日、チャン・チェンは自身のミニブログで哀悼メッセージを発表。「呉先生はいつも人よりずっと前を歩いているような方だった。今は違う場所で、引き続き囲碁を研究されているのだろう」と記している。呉さんが語った「碁は勝負や競争ではなく、碁石の調和だ」という言葉が忘れられないという。(翻訳・編集/Mathilda

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