Record China 2014年12月4日(木) 1時26分
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27日、「日本人のあいさつ」と題するブログが韓国のインターネット上に掲載された。写真は日本のバス停。
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2014年11月27日、「日本人のあいさつ」と題するブログが韓国のインターネット上に掲載された。以下はその概要。
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営業の仕事をしている僕は、あいさつを大切にしている。今までの人生で、人のあいさつを見て感銘を受けたことが何度かあるが、その中でも、日本旅行中に見た日本人のあいさつはとても衝撃的で、深く印象に残っている。
成田空港に到着した僕は、東京へ向かうためバス乗り場へ向かった。停留場の前にはくたびれた制服を着た職員が1人立っていて、乗車券を販売していた。僕は1000円で乗車券を購入し、東京行きのバスを待っていた。
最初のバスが出発する時、職員はバスに向かって90度のお辞儀をした。そして、バスが角を曲がるまでずっとその姿勢を保ったままだった。バスが見えなくなると職員は起き上がり、再び元の仕事に取り掛かった。日本の接客文化に衝撃を受けた瞬間だった。韓国では見たことも、聞いたこともないような行動を、その職員はなんてことない表情で当たり前にしていた。職員のその行動からは、会社に対する忠誠心と客に対する尊敬の心が感じられた。さらに僕は、「この人は友達や家族に対しても誠実に違いない」とさえ思った。
3日目には、京都で日本人の知人に会った。夜、知人は大阪のホテルに帰る僕を駅まで見送ってくれた。改札の前でお礼を言い、手を振って別れた。少し歩いてから何気なく後ろを振り返ると、知人はまだ改札の前に立っていた。そして振り返った僕に気付き、もう一度手を振ってくれた。知人は、僕が階段を上がり、姿が見えなくなるまでずっと笑顔で手を振っていた。後で日本人の友達に尋ねると、日本では自分に会いに来てくれた人を見送る時には、背中を向けず、見えなくなるまで見守る習慣があると教えてくれた。考えてみると今までも、誰かを見送る時に日本人の知人はみんな、相手の姿が見えなくなるまでその場所から動かずにいたことに気が付いた。
これらの経験から、僕は日本をより好きになったし、日本は僕にとって特別な国になった。そして僕も、「丁寧なあいさつ」で誰かに小さな感動を与えられるような営業マンになろうと思った。(翻訳・編集/篠田)
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