オバマ大統領、警官に小型カメラ装着を計画=「ようこそ警察国家へ」「絶望のメッセージ」―米国ネット

Record China    2014年12月4日(木) 18時14分

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2日、オバマ大統領が警官に小型カメラを装着させる計画を明らかにしたとの報道に、米国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真はニューヨーク。

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2014年12月2日、オバマ大統領が警官に小型カメラを装着させる計画を明らかにしたとの報道に、米国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

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オバマ大統領は1日、警官に装着させるための小型カメラ約5万台を州、地方の警察に導入する計画を発表した。今年8月にミズーリ州ファーガソンで起きた白人警官による黒人青年射殺事件について、先週の大陪審で警官が不起訴になった。この結果を受けて、抗議活動が全米規模に拡大するなど、議論が高まっていた。オバマ大統領は、小型カメラ導入などとして3年間で2億6300万ドル(約310億円)の予算を議会に要請した。この報道に、米国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「2億6300万ドルかけて、約5万台の小型カメラだって?1台5260ドルもするカメラで利益を得るのは誰だ?」

「警察国家へようこそ」

「何故、警察が軍隊のようにならなければいけないのか分からない。もし軍隊のよう行動したければ、入隊すればいい」

「オバマ大統領は、まるで今回の事件で警察が間違っていたかのような行動をしている。それは全く違う。これで民主党は何百万票もの有権者を失うことになるだろう」

「そんなものはいらない!私たちの市や町に、軍隊装備のような物はこれ以上いらない。戦争のための装備を送り込むのはやめてくれ。その経費を使って、地域を助け守るための警官の訓練を行ってほしい」

「小型カメラは役には立つだろうが、問題解決にはならない。亡くなった黒人青年が強盗に入った映像があるにもかかわらず、彼がやったと信じない人たちがいる。人間は証拠にかかわらず、自分たちが求めていることしか信じないものなのだ」

「オバマ大統領の政策に関する発言は、人種間の対立を悪化させている。彼のメッセージは、アメリカは不公平で、人種差別的で、不平等で、社会的流動性も経済的流動性もない国だと言っているようなものだ。希望のメッセージではなく、絶望のメッセージだ」(翻訳・編集/Yasuda)

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