「船とは永遠に一緒だ」沈没の漁船船長、最後の通話記録―韓国

Record China    2014年12月4日(木) 16時34分

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3日、国際在線は記事「韓国漁船沈没事故、船長の最後の通話が明らかに」を掲載した。ロシア・ベーリング海で沈没した韓国の漁船・501五龍号。沈没直前の金介船長の通話記録が明らかになった。写真は3日、初雪のソウル市。

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2014年12月3日、国際在線は記事「韓国漁船沈没事故、船長の最後の通話が明らかに」を掲載した。

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ロシア・ベーリング海で沈没した韓国の漁船・501五龍号。沈没直前の金介●(●は火に「喚」の右)船長の通話記録が明らかになった。金船長は事故当日に同一海域で操業していた69五羊号の李船長に「アニキにサヨナラを言いたい」と無線で連絡していた。船から脱出するよう言われたが、「この船とは永遠に一緒だ」と断ったという。また無線連絡の前に金船長は弟に国際電話をかけていたことも明らかになった。「セウォル号のように沈んでいる。もう時間がない」と言い残した後、連絡は途絶えた。

501五龍号には60人が乗船していた。7人が救助されたがうち1人はその後死亡。残る52人の不明者のうち11人が遺体で発見された。現場では捜索作業が続いているが、天候が悪く作業は難航している。韓国では乗員家族が悪天候の中で操業したことが事故の原因だとして船舶会社を批判している。(翻訳・編集/KT)

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