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19日付の報道によると、広州市内のゲテモノ市場で洞庭湖のネズミやハクビシンが裏取引されていたという一連のニュースは、ついに広東省トップを動かし、徹底的な調査命令が出た。
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2007年7月19日付の報道によると、このところ世間を騒がしている洞庭湖のネズミが広州市白雲区のゲテモノ市場で闇取引されていたというニュースについて、中国共産党中央政治局委員で広東省共産党委員会の張徳江(チャン・ドゥジアン)書記も重視。
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同省党委常務委員で広州市党委の朱小丹(ヂュ・シャオダン)書記と張広寧(チャン・グアンニン)広州市長は、張省書記の意思を受け、18日午後、全市を対象に一斉調査を指示。市場や商店、レストランや食堂などで、ネズミやハクビシン、センザンコウなどの野生動物を扱っていないか調査した。
問題の白雲区ゲテモノ市場では2時間にわたり、全店舗を徹底的に調査したが、ネズミなどの野生動物は1匹も見つからなかったという。洞庭湖のネズミは体長7cmほどで「頭と尻尾を取って皮を剥いだら、食べるところはあまりない」ことから、「食材として広州市内に出回っているとは思えない」と報道は結んでいる。(翻訳・編集/本郷智子)
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