オバマ大統領「北京の空気は子供の成長に適さない」=中国「APECブルー継続に努力している」―中国外交部

Record China    2014年12月7日(日) 8時37分

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4日、中国外交部の華春瑩報道官は定例記者会見で、米中関係に関する記者からの質問に回答した。以下は会見でのやりとり。写真はスモッグの交通への影響を伝える表示。

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2014年12月4日、環球網によると、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は定例記者会見で、米中関係に関する記者からの質問に回答した。以下は会見でのやりとり。

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問:オバマ大統領は3日のビジネス・ラウンドテーブルの会合で、中国は米国との良好な関係を維持したいという強い意欲を見せていると述べた。直近の訪中も、両国関係を有効に保ちたいという中国の意向の現れであるとされている。米国は中国と同様、建設的で相互に利益のある関係を作りたいと希望している。米国は対中関係をうまく管理し、国際社会にプラスの影響を及ぼしていくとの自信を見せている。一方で、中国はナショナリズムを助長し、隣国の懸念を引き起こしている。これについてどう考えるか。

答:オバマ大統領の発言は目にした。これからしっかり読んで検討していく。中米関係が健全な発展を続けることは、両国の根本的利益にかなうことだ。先月、オバマ大統領がアジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のために訪中し、習近平(シー・ジンピン)主席をはじめとする首脳と、中米関係や重大な国際問題について意見を交わした。特に、新しい大国関係の構築に向けて尽力し、重点的な方針としてさらに深く検討していくことで一致した。一部の問題で見解の相違や対立が起こることは免れないが、共通の利益は常に対立を上回っている。相互に核心的利益と関心事、相違を尊重し、対話による建設的な方法で対立やデリケートな問題に対処し、安定的な発展を維持していきたい。

問:オバマ大統領は、北京の深刻な大気汚染は子供の成長には適さないと述べたが、これについてどう考えるか。

答:その発言については目にしていないが、汚染の解消に向けた中国政府の決意は固く、有効な措置を取っていることはあなたもご存じだと思う。APEC開催時のような青空が続き、子供たちが青空の下、緑の大地の上で楽しく健やかに成長していけるようにしたいと考えている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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