Record China 2007年7月20日(金) 13時22分
拡大
19日、新華ネットの報道によると、「段ボール肉まん」騒動を起こし警察に身柄を拘束されている首謀者が「やらせ」に手を染めた経緯を詳細に語った。
2007年7月19日、新華ネットの報道によると、「段ボール肉まん」騒動を起こし警察に身柄を拘束されている首謀者のズー北佳(ズー・ベイジア)が「やらせ」に手を染めた経緯を詳細に語った。
今年6月初め、北京テレビでは番組「透明度」の企画会議が開かれた。ズーは「以前、市民の投書で肉まんに紙切れが混ざっていたというクレームを読んだことがある、追跡してはどうか?」と提案したところ、プロデューサーの興味を引き、すんなり企画が通ってしまった。
今年に同局の仕事を始めたばかりのズーにとって、番組の企画を任されるとはまたとないチャンス。面白いものを作って注目を集めたい、金儲けのチャンス到来だ、とばかり、張り切って北京市内の肉まん調査を開始した。毎朝1元(約16円)の肉まんを食べ歩くこと2週間余、市内を歩きつくしたが、品質に問題がある肉まんは一つとして見つからなかった。
ズーは自らの提案に限界を感じた。とはいえ今さら「北京の肉まんは安全でした」と企画を返上するわけにはいかない。番組制作はすでに始まっており、プロデューサーからは早く撮影を始めろとせっつかれる。そこで「やらせ」を思いつく。(続く)(翻訳・編集/WF)
この記事のコメントを見る
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る