2014年12月7日、ドラマ「神雕侠侶」でヒロインの小龍女を演じている台湾の女優ミシェル・チェン（陳妍希）が、世間からの酷評に対し「美容整形は考えない」と語った。京華時報が伝えた。

【その他の写真】

これまで何度も映像化されてきた人気時代小説が原作のドラマ「神雕侠侶」。映像化のたびに絶世の美女であるヒロイン・小龍女を誰が演じるのか話題になるが、最新版で選ばれたのはミシェル・チェン。11年の映画「あの頃、君を追いかけた」で大ブレークし、台湾で「国民的女神」と呼ばれるようになった人気女優だ。

しかしミシェルの愛らしい笑顔や丸々とした顔立ちが、クールビューティーの小龍女と「イメージが合わない」として、撮影時から酷評を受けて来た。中国で今月オンエアとなったが、視聴者からこの批判が再び聞かれている。

「小籠包顔」と呼ばれることについて、ミシェル・チェン本人は「全く気にしない」とコメント。「萌え系」小龍女とも言われるが、「偏見なくドラマを見てくれたら、好きになってもらえると思う」と語っている。世間の批判に対して、自分の顔に自信をなくし美容整形に頼ることは「考えたこともない」という。

元々がむくみやすい体質で、撮影中は塩分を控えるよう努めてきた。小龍女役は、「あの頃、君を追いかけた」で演じた女子高生役のイメージから抜け出すチャレンジの一つだった。「失敗しても成功しても、役者として大きな経験になる」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）