2014年12月8日、韓国・聯合ニュースは、今年、韓国を訪れた中国人と中国を訪問した韓国人の合計が初めて、延べ1000万人に達する見通しだと報じた。9日付で中国・環球時報（電子版）が伝えた。

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韓国の在中国大使館が8日に明らかにしたところによると、年末までに中国国内で発給される訪韓ビザの件数は320万件に達するという。ビザ免除措置が実施されている済州島への訪問者を含めると、今年、韓国を訪問する中国人観光客は延べ600万人を超える。

一方、中国を訪れる韓国人は今年、延べ400万人に達するとみられ、両国の合計が初めて、1000万人を突破することになる。

韓国文化観光研究院の資料によると、昨年の両国の交流規模は延べ822万人だった。

こうした背景には、中国で韓国ドラマ「星から来たあなた」に代表される韓流コンテンツが大ヒットしたことや、マレーシア航空機の失踪、中国と東南アジア諸国との外交摩擦により渡航先に東南アジアを選ぶ中国人が減少したことなどがあるとみられる。（翻訳・編集/NY）