Record China 2007年7月21日(土) 18時55分
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2007年7月20日、北京市海淀区のこじき、浮浪者などの支援センターは市民に対し、街でこじきを見かけても直接施しを渡さないようにと呼び掛けた。こうしたお金がマフィアに吸い上げられ、資金源になっているためだという。
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2007年7月20日、北京市海淀区のこじき、浮浪者などの支援センターは市民に対し公開書簡を発表。その中で、街中のこじきのほとんどは、通行人などから受ける施しのお金をさまざまに回転させて生活する、いわば“プロ”だと指摘。裏社会とのつながりもあり、市民の善意から出たお金がマフィアなどに吸い上げられ、資金源になっているという。
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書簡では、街中でこじきをみかけたら、支援センターに行き助けを求めるように諭してほしい、と訴えている。また、施しは直接手渡さず、同センターなど公的機関を通すよう求めている。そうすればお金の不明朗な流れがなくなり、“プロ”のこじきはたちどころにその数を減らすだろう、としている。
この公開書簡は、「都市における浮浪者・こじき救助管理法」が今年8月1日で施行4周年を迎えるのを記念したもの。市民に現状を報告し、マフィアが浮浪者、こじきを食い物にするのを防ぐことが目的だという。(翻訳・編集/KT)
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