建国以来2度目の規模の大洪水、全国の被害額6千億円近くに―中国

Record China    2007年7月21日(土) 12時21分

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2007年7月21日までに、中国南部を中心に広い範囲で建国以来2度目の規模となる洪水被害が発生、全国の被害額は日本円で6千億円近くに上ることが分かった。写真は豪雨の打ち続く重慶市。

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2007年7月21日までに、中国南部を中心に広い範囲で深刻な洪水被害が発生している。水利部の調査によると、洪水が発生した全国24の省市自治区の直接被害総額は372億6000万元(約5961億6000万円)に上っている。これは1949年の建国以来2度目となる規模。

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中でも重慶市では打ち続く豪雨により115年ぶりの大水害となった。7月19日現在、643万人が被害に遭い、42人が死亡、12人が行方不明となっている。

中国民政部と財政部は災害救援用に4000万元(約6億4000万円)を拠出した。また重慶市も被害の拡大に対応するため、緊急に1000万元(約1億6000万円)を被災者救済に当てる。また、中央政府から支給された避難テント2000張を現地へ搬入し、危険地域からの住民避難を誘導している。(翻訳・編集/WF)

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