中国人留学生数が世界最多に、多くが帰国後の就職希望―中国メディア

Record China    2014年12月14日(日) 8時34分

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11日、中国人留学生数は世界一だという。資料写真。

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2014年12月11日、中国教育部によると、中国はすでに、世界最大の留学生出身国、アジアでも重要な留学先国となった。ユネスコ(国連教育科学文化機関)の統計データによると、中国人留学生数は世界一という。

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中国人の海外留学であれ、外国人の中国留学であれ、中国の留学相手国は、単一的な傾向から多様化に向かっている。改革開放初期の海外留学先は、米国や日本など科学技術の先進国が中心だったが、2013年には、中国人留学生は世界100カ国以上に分布している。一方、中国で学ぶ留学生の出身国は、1950年代には東欧3カ国だけだったが、今では200カ国以上に拡大した。中国はすでに、学位相互承認・単位互換に関する協定を41カ国・地域と取り交わし、中国の教育の国際的影響力と吸引力は高まり続けている。

▼多くの中国人留学生が中国での就職を希望

世界各国で人材サービスを展開するグローバル企業ヘイズがこのほど発表した調査報告によると、海外に留学した中国人の多くが、自国でのキャリア発展の将来性を見越し、留学修了後は帰国して就職することを希望しているという。

ヘイズは、海外で学習あるいは就業しているが、帰国してキャリアを積みたいと考えている中国人500人を対象とした調査を実施した。これによると、帰国希望者の49%が、「異文化コミュニケーションのスキルこそが、自分の強みである」と考えていた。バイリンガルという技能は、もはや特筆すべき優位性ではなくなった。中国国内の大学を卒業した人の英語力が海外帰国組とほぼ同じレベルである状況は、もはや珍しいことではない。また、留学経験だけでは、直接的な優位性とはならない。海外帰国組は、海外での実務経験があって初めて、国内の大学で学んできた高学歴人材に差をつけることができる。

また、報告によると、回答者のうち、「帰国後は外資独資企業で働きたい」とした人は67%に上った。希望する就業地別でみると、上海が42%でトップ。以下、北京(23%)、深セン(9%)、広州(7%)が続いた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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