Record China 2014年12月17日(水) 9時50分
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15日、米国の高高度防衛ミサイルシステムの韓国配備について、韓国国防研究院国際戦略研究センターの首席研究員は「中韓関係に何らかの影響を与えるだろう」と述べた。資料写真。
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2014年12月15日、環球時報(電子版)によると、米国の高高度防衛ミサイルシステム(THAAD)の韓国配備について、韓国国防研究院国際戦略研究センターの首席研究員、李昌衡氏は「中韓関係に何らかの影響を与えるだろう」と述べた。
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香港・中評社によると、李氏は今年7、9月の2度中国を訪問。中国の安全保障問題専門家と長時間にわたって会談した。李氏によると、中国は朝鮮半島へのTHAAD配備に反対しており、韓国にもしっかりとした姿勢で臨むよう要求しているという。仮にTHAADが配備された場合、中国の保有する武器が米国の監視下に置かれることとなり、中国側は「多くの軍事機密が漏洩する恐れがある」と懸念を表明している。
さらに、中国は米国の真の意図が朝鮮半島に防御システムを構築することではなく「中国をけん制することにある」と主張。韓国に対し「米国の意図に乗る必要はない。中国は配備に強く反対する。韓国にも同様の立場を取るよう求める」と表明しているという。李氏は「配備が決定した場合、中韓関係に何らかの影響を与えるだろう」としている。(翻訳・編集/AA)
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