エアアジア機で暴れた中国人乗客を処罰へ、個人信用情報システムに「問題行動」を記録―中国

Record China    2014年12月17日(水) 17時36分

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15日、バンコク発南京行きタイ・エアアジア航空機の機内でこのほど中国人観光客4人が騒ぎを起こし、正常なフライト運航に大きな支障をきたした。写真は西洋マナー教室に通う中国人。

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2014年12月15日、人民網によると、中国国家観光局は13日、バンコク発南京行きタイ・エアアジア航空機の機内で中国人観光客4人が騒ぎを起こし、正常なフライト運航に大きな支障をきたした事件について、無謀な振る舞いをしたこれらの乗客に対し、すでに罰金および損害賠償金を徴収する処罰を科したことを明らかにした。今回の事件は、極めて非常識な一部の観光客が行ったことではあるが、中国人全体のイメージが明らかに損なわれたことは紛れもない事実である。

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中国国家観光局は事件発生後、江蘇省観光局に対し、事実確認と状況調査を速やかに行い、規則違反をした観光客を厳しく処罰するよう命じた。江蘇省および南京市観光部門は、全業界にこの事件について通知し、各地の都市に対しては、観光客に対してマナーある旅行を呼びかけるよう旅行会社と観光ガイドを指導するよう要求した。今回の騒動を起こした観光客に関する情報は、省の観光業協会を通じて、個人信用情報システムに問題行動として記録される予定だ。

中国国家観光局は、改めて次の「3項目義務」の徹底実施を各旅行会社に求めた。

1、必ずツアー事前説明会を行い、「マナーある旅行」の考え方を広め、「出発前の意識向上」に努める。

2、現地ガイドとの連携をしっかり行い、観光目的地の関連法律法規を紹介し、「現地での意識向上」に努める。

3、旅行中は、ガイド業務とツアー客の管理監督という「2役」を行い、タイミングを見計らい注意をする、悪いマナーはただちにストップさせるなど、「旅行中の意識向上」に努める。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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