2014年12月18日、日本の中国大使館は公式サイトで、「中国人が日本を観光する際の乗車注意事項」と題した文章を掲載し、日本旅行する中国人に注意を呼び掛けている。以下はその概要。

【その他の写真】

日本に個人旅行する中国人が増えており、日本のタクシーや電車などの乗車ルールを理解することで、トラブル防止にも役立つ。日本のタクシーの後方ドアは自動で開閉するため、乗る際はドアの開け閉めは行わず、シートベルトをしっかり着用する。下車する際は忘れ物に注意し、領収書をもらおう。

新幹線や電車、地下鉄は時刻表通り運行しているため、時間に遅れないようにし、列に並び降りる人を優先する必要がある。新幹線の座席には指定席と自由席があるため、自分で購入したチケットに従って着席。そしてドアが閉まる前に車内に駆け込むのはやめよう。

さらに、新幹線や電車、地下鉄のチケットはなくさないように保管し、携帯電話はマナーモードに設定。優先席では電源を切り、社内での通話は避けるべきだ。日本の一部の電車には、女性専用車両が設けられ、男性が乗車できない時間帯があるため注意しよう。そして、混み合った車内では乗客同士が密着しているため、トラブル防止のためにも異性の体にはできるだけ触れないように注意するべきだ。（翻訳・編集/内山）