香港占拠をテントに泊まって体験、英国人が新サービス―米メディア

Record China    2014年12月26日(金) 8時34分

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25日、香港の学生らが行政長官選挙の民主化を求めた抗議運動の拠点は強制排除されたが、香港在住の英国人男性が自宅マンションにテントを張り、旅行者向けに「道路占拠の体験サービス」を始めた。写真は香港のデモ現場。

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2014年12月25日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、香港の学生らが行政長官選挙の民主化を求めた抗議運動の拠点は強制排除されたが、香港在住の英国人男性が自宅マンションにテントを張り、旅行者向けに「道路占拠の体験サービス」を始めた。「テントに泊まることでデモを体感ほしい」としている。

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場所は香港島・銅鑼湾(コーズウェイベイ)にあるマンションの2フロア。実際に道路占拠で使った小さなテントを張り、1泊100香港ドル(約1550円)で希望者に宿として提供している。フロアには選挙の民主化を求めるポスター、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が今回の抗議の象徴となった黄色い雨傘を差した様子を模した紙製のパネル型人形、香港の梁振英行政長官の顔が描かれたトイレットペーパーなど、運動にちなんだ品々も展示されている。

サービスを発案した英国人男性は「道路占拠が終わって私の心は傷ついた。運動で使われたものを出来る限り集めた。マンションの中で運動を体験してほしい」と話している。サービス開始後、中国人を含め世界各国の人々がマンションを訪れているという。(翻訳・編集/AA)

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