2014年12月25日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル（RFI）によると、中国国家旅游局は観光客のモラルを欠いた行動を戒め、法的に処罰することを目的に、観光客の問題行動を記録することを明らかにしているが、中国民用航空局も同様の措置をとることを明らかにした。26日付で中国紙・参考消息（電子版）が伝えた。

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中国政府はマナーアップに努めているが、中国人観光客のモラル不足やマナー違反は繰り返し指摘されている。11日にもタイ・バンコクから南京へ向かう格安航空会社（LCC）の旅客機で中国人4人が機内で問題を起こし、乗務員に熱湯をかけ、飛行機をバンコクへ引き返させたことが報じられたばかり。

中国民用航空局の李家祥（リー・ジアシアン）局長は、こうした行為は国のイメージ悪化につながるとし、観光客の「信用情報」を記録することを明らかにした。モラルを欠いた行動やマナー違反が記録されれば、信用力が低下し、その後の旅客機の利用に何らかの制限が加えられる可能性もあると伝えられている。（翻訳・編集/岡田）