セウォル号沈没事故の最終調査結果を公表=増築・過積載・操舵手の技術不足が直接の原因―韓国

Record China    2014年12月30日(火) 16時46分

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29日、韓国中央海洋安全審判院は、今年4月に沈没した旅客船セウォル号に関する最終の調査結果をまとめた特別報告書を公表した。写真は事故報道。

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2014年12月29日、韓国KBSワールドラジオによると、韓国中央海洋安全審判院は同日、今年4月に沈没した旅客船セウォル号に関する最終の調査結果をまとめた特別報告書を公表した。中国新聞社が伝えた。

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特別報告書では、沈没の原因について、「運航会社が不適切な増築・過積載を行ったことにより船のバランスに関わる復元力が著しく悪化していたことに加え、積荷の不十分な固定や操舵手の技術不足で船体がバランスを崩し復元力を失って沈没した」と結論付けた。

韓国中央海洋安全審判院は事故原因の究明のため、関係者50人余を調査し、17カ所を訪問。船の航跡が分かる船舶自動識別装置を分析し、航行模擬実験も行うなど、調査は8カ月に及んだ。

セウォル号は4月16日、全羅南道珍島沖で沈没。行方不明者を含めて304人が死亡、142人が負傷した。現在、なおも9人の行方が分かっていない。(翻訳・編集/NY)

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