韓国で大ヒットした映画「怪しい彼女」、中国版公開へ―中国メディア

Record China    2014年12月30日(火) 16時3分

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29日、今年韓国で興行収入トップだったコメディー映画「怪しい彼女」の中国版「重返20歳(Miss Granny)」が来年1月8日に公開される。

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2014年12月29日、今年韓国で興行収入トップだったコメディー映画「怪しい彼女」の中国版「重返20歳(Miss Granny)」が来年1月8日に公開される。監督はレスト・チェン(陳正道)。

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韓国のCJエンタテインメントが「1つの脚本で2作品製作する」という新たなスタイルにチャレンジしたプロジェクトだ。中国の映画ファンにとっても、これは斬新なスタイルだろう。

1月8日の公開を前に、「怪しい彼女」のファン・ドンヒョク監督や主演女優シム・ウンギョン、「重返20歳」の陳正道監督、主演女優のヤン・ズーシャン(楊子[女冊])らがこのほど、中国最大の映画館チェーン・万達電影が開催したイベントにゲストとして登場し、同映画誕生のエピソードを語った。

ファン・ドンヒョク監督は、「1つの脚本を基に韓国と中国で映画を同時製作すると聞いた時は、映画史上初の試みで、斬新だと感じた」と語った。韓国において「怪しい彼女」は好評を博し、「国民的コメディー映画」と評されるほど大ヒットした。陳正道監督は「メガホンを取ることにしたのは脚本に感動したから。このストーリーを多くの人に知ってもらいたいと思った」と語った。

「怪しい彼女」が上映されていた時期は、陳正道監督の「催眠大師(THE GREAT HYPNOTIST)」(14年4月29日公開)の製作、公開の時期と重なったため、中国版と韓国版の同時公開はならなかった。しかし、「催眠大師」が公開されると、陳正道監督はすぐに、「重返20歳」の製作に取り掛かった。

「重返20歳」をすでに見たというファン・ドンヒョク監督は、「『怪しい彼女』と比べると、中国らしさが出ていておもしろかった」と絶賛した。また、シム・ウンギョンも、「『重返20歳』と『怪しい彼女』は全く違う味」としたほか、自分と同じ70歳の心を持つ20歳のヒロインの役を演じたヤン・ズーシャンの演技について、「インパクトが強かった。特に広場でしていたダンス。とてもオシャレな感じで、おもしろかった」と絶賛した。

シム・ウンギョンは「怪しい彼女」における演技が高く評価され、韓国でさまざまな賞を受賞した。「第50回百想芸術大賞」では、史上最年少で最優秀主演女優賞を受賞した。

同イベントで、演じたヒロインについて、シム・ウンギョンが「韓国の『国民的おばあちゃん』になって、同じ年の人からも敬語で話されるようになった」とすると、シム・ウンギョンの演技を絶賛したヤン・ズーシャンも、「道端で誰かが『おばあちゃん』と叫んでいると、思わず振り返ってしまう」と会場を盛り上げた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)

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