保護主義には前途なし、開放・協力が正道―中国外交部

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中国外交部の報道官は、保護主義には前途がなく、開放・協力こそ正道だと考えていると述べました。

欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表は2日のインタビューで、対中デカップリングは非常に困難で、互恵ウィンウィンの継続を望んでいるとし、欧州は米国に追随して対中関税を課すことはなく、貿易戦争は避けなければならないと述べました。

中国外交部の毛寧報道官は4日の定例記者会見で、この件について中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の中央テレビ局(CCTV)の記者からの質問に答え、「われわれはこの発言に留意している。中国は一貫して、中国とEUの経済貿易関係の本質は互恵ウィンウィンであり、保護主義には前途がなく、開放・協力こそ正道だと考えている。中国と欧州は互いに第二の貿易パートナーであり、中国と欧州の間には、サプライチェーン、産業チェーン、バリューチェーンが相互に融合し、互いに深く絡み合う構造が既に形成されていると言っても過言ではない」と述べました。

毛報道官はまた、「中国はハイレベルな対外開放の推進を堅持し、各国企業に開放的で包摂的、かつ透明なビジネス環境を提供することに取り組んでおり、欧州が自由貿易を堅持し、保護主義に反対するという約束を厳守し、中国と共に双方の経済貿易協力の大局を守ることを望んでいる」と述べました。(提供/CRI

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