Record China 2019年11月26日(火) 12時0分
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東芝が1滴の血液からがんを検出する技術を開発したことが中国メディアでも紹介された。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)などネット上でも高い関心が寄せられている。資料写真。
東芝が1滴の血液からがんを検出する技術を開発したことが中国メディアでも紹介された。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)などネット上でも高い関心が寄せられている。
東芝は25日、血液1滴から13種類のがんを判定する技術を開発したと発表した。血中の「マイクロRNA」という物質の量からがんを見分けるといい、気になる精度は99%だという。東京医科大学と国立がん研究センターも研究に加わり、来年から実用化に向けた実証実験を行う。数年内の実用化を目指すといい、実現すればがんの早期発見につながることが期待される。
中国メディアの海外網などが25日付でこれを伝えると、中国のネットユーザーが注目。新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞の関連のツイートには、3万近い“いいね”と1600件を超えるコメントが寄せられている。
具体的には、「これはすごい」「日本の技術はとても進んでるな」「日本への医療ツーリズムがまた増えそうだ」「すぐにでも実用化されてほしい。助かる命がきっとたくさんあるはずだから」「医療を研究する人材は人類の宝だ」といったコメントが並んでいる。
また、「中国ではいつ使えるようになるのかな」と期待を示す声がある一方、「検査費をなるべく安く抑えてくれたら助かる」という声や、「数百元(1元=約15円)しか持ってない。がんだと分かったら(治療せずに)ビールを買って飲みまくるね」「やっぱり検査しなくていいよ。がんだと分かっても治療費が払えないから(泣)」という声も少なくなかった。(翻訳・編集/北田)
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