蕭文彬 2021年2月20日(土) 14時10分
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古い町並みで知られる台湾台南市の「神農街」を同市を拠点に活動するカメラマン、蕭文彬が紹介する。
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古い町並みで知られる台湾台南市の「神農街」を同市を拠点に活動するカメラマン、蕭文彬(シャオ・ウェンビン)が紹介する。蕭が今回付けたタイトルは「台南百年老街―神農街」。「老街」は「オールドストリート」を意味する。
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蕭によると、神農街はかつて「北勢街」という名だったが、通りの端にある廟にちなんで神農街と呼ばれるようになった。道幅は約4メートルで、全長はわずか100メートル余り。改築の難しさから清朝、日本統治時代の建物の構造や外観が多く残されており、この地域の歴史的発展を十分に証言しているという。蕭は「神農街―完璧な台南老街を保つ通り。伝統芸術とイノベーション文化の衝撃が観光を動かしている」と記している。(翻訳・編集/野谷)
●蕭文彬(シャオ・ウェンビン)
1956年生まれ。台湾台南市出身。幼少時代は貧しい家庭に育つ。父の「家族写真を撮るためカメラを借りたい」との申し出を親戚が断ったことが、プロのカメラマンを目指すきっかけとなった。初めて手に入れたカメラは中古のペンタックス。ここから本格的な撮影技術の学習をスタートさせる。現在は台湾南部を代表するカメラマンとして中華南群撮影学会理事長や台南市撮影学会の副理事長を務める。2015年12月には台南市の新光三越で個展を開催した。
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