Record China 2021年6月17日(木) 9時20分
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中国ではライブ配信を活用して商品を売る「ライブコマース」が盛んだが、法治日報は16日、「ライブコマースで偽物を売ったら懲役最大10年の可能性も」とする記事を掲載した。資料写真。
中国ではライブ配信を活用して商品を売る「ライブコマース」が盛んだが、中国共産党中央政法委員会の機関紙、法治日報は16日、「ライブコマースで偽物を売ったら懲役最大10年の可能性も」とする記事を掲載した。
記事はその例として、このほど江蘇省内の裁判所で審理された事件について取り上げた。
それによると、SK-IIやディオールなどの化粧品の模倣品を大量に調達した上で配信担当者などを雇い、アリババのライブ配信プラットフォーム「1688」で販売させて計38万元(約653万円)余りを売り上げ、違法所得額が11万元(約189万円)だった被告に対し、裁判所は、登録商標を詐称した商品と知りながら販売し、違法所得額が巨額だとして、懲役3年3月と罰金22万元(約378万円)の支払いを命じた。
記事はその上で、中国の刑法第214条に、「登録商標を詐称した商品と知りながら販売し、違法所得額が比較的大きいあるいはその他重大な情状がある場合、3年以下の懲役、罰金を併科あるいは単科に処す。違法所得額が巨額あるいはその他特別に重大な情状がある場合、3年以上10年以下の懲役に処し、かつ罰金を併科する」と規定されていることを取り上げている。(翻訳・編集/柳川)
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