防護用品で中国のエネルギーを伝える―林斌 DaddyBaby董事長

日本華僑報    2020年9月28日(月) 17時40分

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一衣帯水の隣国日本では、中国が感染拡大防止に全力をあげている際、日本政府と国民が援助の手を差し伸べ、「山川域を異にすれども、風月は天を同じとす」と、海を隔てた中国を応援した。

▼規範的に発展し、合理的に競う

DaddyBaby社は順調に発展してきたわけではない。

よく知られているように、福建省には優秀な紙製品の企業が集まっており、日々成長する市場がさらに多くの企業をこの業界に引き付けている。しかし、その市場が飽和状態に向かうにつれ、一部の企業は競争の隘路に入り込み、価格競争を始め、低価格作戦で多くの注文を受け、その結果コスト割れの危機に陥り、結果的に原材料の品質を落とすことで利益を確保するという、一種の悪循環が生じたのである。

鍋いっぱいの粥も一匹のネズミのフンで食べられなくなる。いつしか、「福建製造」は「低品質」の代名詞となってしまった。そんな情況に、品質を生命線とし、国際市場を見据え、中国のイメージを高めようとするDaddyBaby社は焦った。まとまりがなく、互いに食い潰し合う福建省の衛生用品市場は調整を必要としており、同社は先頭に立って福建省衛生用品業協会を設立した。組織ができ、規範が作られ、共同で努力する空間と方向が定まった。

中国のパワーを世界に進出させようとする民族のプライドと業界の共同発展を促進させる社会的責任感は、逆境の中でもDaddyBaby社に品質を守らせた。同社は「民族ブランドは1つだけではなく、百花斉放であるべきだ」という発展スローガンを打ち出し、胸筋を開いて業界の良性の循環と兄弟企業の共同の発展を促進した。社内に対しては、自主研究開発によりレベルアップし続ける消費者のニーズを満たし、対外的には業界の秩序ある競争と良性の循環を実現したのである。

高度な社会的責任感により、DaddyBaby社には称賛の声が集まった。同社の創業者である林斌も前後して、福建省衛生用品業協会副会長と福建省総商会副会長に推挙された。


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